こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
皆さん「タイミング」と聞いて何を考えますか?
「タイミングが全て」とは、よく言ったもので
恋愛や仕事など、色々な場でタイミングの重要さが
世間では言われていることもご存じかと思います。
何事も「タイミング」を間違えると
あれ?こんなはずじゃなかったのに…
ん?変な空気流れてる?
といったことが起こります。
これ、勉強でも言えることなんです。
ちょっと思い出してみてください。
学生時代先生から言われませんでしたか?
「予習・復習をしっかりしましょう」
「今日やったところは、今日中に復習しましょう」
「忘れないうちに、覚えているうちに復習しましょう」
確かに復習は大事です。
知識を定着させるため、自分の理解度を確認するため
復習をしてきたと思います。
さ、ここで「タイミング」の出番です。
この復習のタイミングを間違えると
せっかく勉強しても効果はあまり得られません。
では、いつ復習するか?
今でしょ、と言う声が聞こえてきそうですが(もう古いですね 笑)
ベストな復習のタイミング、というものがあります。
それは…
〇最初の復習は1日~2日後
〇2回目は7日後
〇3回目は16日後
〇4回目は35日後
〇5回目は62日後
これ、どういうことか分かりますか?
「分散学習」と言われるもので
復習の間隔を少しずつ伸ばしていくことで
知識の定着、暗記の定着を促すテクニックです。
と言われても
何日後かなんて、いちいち数えるの嫌だよ!
と言う方には朗報です 笑
2×2のルールでも大丈夫です。
どういうことか、というと
2日後
2週間後
2か月後
など、2で区切っていくやり方です。
これなら、最初復習して何日経ったっけ?
と、いうことにはならないのでおススメです。
そもそも、なぜ間隔を開けたほうが良いのか、について少し説明します。
ちょっと想像してみてください。
木工ボンドを使って、何か作るとしましょう。
ボンドが乾くまで時間がかかりますよね?
ボンドが乾く間もなく、次の工程に進もうとしたら、どうなりますか?
ボンドでくっ付けていた部分が取れて、あー…ってなりますよね?
ボンドが乾くまで「時間をかけて待たなければならない」のです。
これと同じで、1つのことを勉強した時に
私たちの脳は記憶に定着するまで相応の時間を有します。
1度勉強したことを日にちを開けて、再度復習することで
「あれ?あれって何だっけ?」の状態
そう、前回ブログでお伝えした「思い出す」状態が生まれるわけです。
この時に、記憶の部分が活性化され、初めて知識に定着していきます。
今回は「タイミング」についてでした。
勉強に限らず、日々色々なタイミングがあります。
タイミングを逃さず、しっかり自分自身のものにしていきたいですね。
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