こんにちは。
資格取得講師の倉まり子です。
あなたは
誰かに何かを伝えたい
と思ったことは、ありますか?
プロフィールにも記載している通り
私は2年前の2021年3月まで
保育士をしていました。
今回は
私が保育士時代に
子ども達に伝え続けてきたことを
紹介しようと思います。
自分を信じなさい
私は
年中や年長クラスの担任になることが多く
幼児と主に接してきました。
私は、担任になると
必ず「クラス目標」を立てていました。
例えば
全員跳び箱5段跳べるようにする
全員鉄棒で逆上がりが出来るようにする
といった感じです。
当然最初から出来る子どもはおらず
出来るか不安そうな子や
怖がる子もいました。
何度もやり方を教えながら
必ず言っていた言葉があります。
それは
「自分を信じなさい」
という言葉です。
自分は出来る
と信じること
先生も出来ると信じてる
でも、〇〇ちゃん自身も自分を信じなさい
そう言い聞かせ続けてきました。
運動会で見せた奇跡
ある1人の年長児の女の子が
中々跳び箱と逆上がりが出来ませんでした。
本人は
いつも一生懸命で
おまじないのように
「出来る出来る」と言い聞かせている姿を
幾度となく見てきました。
運動会で
年長児は跳び箱と鉄棒をする競技があり
その子自身も保護者の方も
出来るか不安を抱いていた姿を覚えています。
当日の朝
保護者が 私のところにきて
「公園でもずっと練習したりしたんですけど
まだ出来ていなくて…」
と言っていました。
そんな保護者に私は
「大丈夫ですよ。頑張ってましたもん。
〇〇ちゃんなら必ず出来ます」
と答えました。
そして競技が始まる前の
入場門でも、その子どもに
大丈夫だよ、絶対できるからね
先生は信じてるからね
そう言ったのを覚えています。
そして競技が始まり
だんだんと、その子の出番が近づいてきました。
順番が回ってきて
緊張した様子で
スタートを切り
いざ鉄棒
成功
そして跳び箱
成功
そうです。
嘘みたいな話ですが
初めて成功したのです。
その時の
保護者と子どもの喜びようは
今でも目に焼き付いています。
運動会が終わり
片づけをしていた時に
その子と保護者が
やってきて
先生、本当にありがとうございました。
私も本人も凄く嬉しくて…
と言っていました。
まとめ
よく信じる者は救われる
という言葉を聞きます。
そしてたまに
信じる者は(足元を)すくわれる
という人もいます。
信じる力
というのは目には見えません。
しかし、必ずその力は
結果に繋がります。
それは私が何度も証明してきました。
私には出来ない
もう無理だ
自分を否定すること
諦めることは
とても簡単なことです。
自分が自分を信じないで
どうするんですか。
私は
日ごろからもそうですが
卒園アルバムにも必ず
「自分を信じること」の大切さを伝え続けていました。
自分を信じることの大切さを
子ども達が少しでも感じてくれたら
と今でも思います。
あなたは自分を
どのくらい信じてあげられていますか?
自分の可能性を
自分で閉ざしていませんか?
私は出来る
これは、本当に魔法の言葉です。
根拠などいりません。
そう自分に言い聞かせるだけで
いつだって扉は開かれます。
自分自身の1番の味方は
自分であり
応援団長は
自分のはずです。
少しずつでも
自分の可能性を信じて
歩き出した人から
見たかった世界に近付くことができると
私は信じています。
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