おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
皆さんや皆さんの周りで
こんな方はいませんか？
頭が良いはずなのに
テストで結果が出ない
参考書の内容は
すぐ理解できるのに
成績に結び付かない
そういった方は
もしかしたら
勉強の準備段階で
ミスをしている可能性が大きい
かもしれません。
勉強前
どのように準備するのかによって
実は大きく伸びる可能性があります。
では
どうしたら良いか。
今回は
「戦略的リソース法」
についてお伝えしていきます。
何のこっちゃ
と思われた方
簡単に説明しましょう。
これは
リソース（参考書や友人、学習サイトや教科書など）の
どれを使うかを予め決め
細かい取り組み方を
決めておくことを指します。
中には
こんないちいち準備する暇があったら
さっさと勉強に取り組みたい
と思われる方もいらっしゃるでしょう。
では
勉強ではなく旅行に例えてみましょう。
皆さんは
初めて行く国や場所へ旅行する時
どうやって行動しますか？
ほとんどの人は
事前に何時の飛行機に乗るのか
どこに泊まるのか
どこを観光するかなど
事前に考えていると思います。
ごく稀に
フラッと飛行機に乗り
何も考えずに現地に行く方も
いるかもしれませんが。
勉強も旅行と同じです。
新しいものを学習する際は
事前準備をしないと時間の無駄になってしまいます。
ただがむしゃらに
何時間も勉強するのではなく
リソースをどのように使うかが鍵になるのです。
では
この「戦略的リソース利用法」の進め方を
ご紹介します。
以下の7つのステップを踏みます。
1．成績判断
2．重要度測定
3．自信測定
4．問題推測
5．資料抽出
6．理由判定
7．使用法判定
それぞれ簡単に
見ていきましょう。
1．成績判断
【やり方】
（例）次のテストで何点取りたいか
を紙に書き出します
2．重要度測定
【やり方】
（例）その点数をとることが
自分にとって
どれほど重要か100点満点で採点します
3．自信測定
【やり方】
（例）その結果を出すのに
どれくらい自信があるのか100点満点で採点し
紙に書き出します
4．問題推測
【やり方】
（例）テストにどんな問題が出そうか
自分なりに予想して紙に書き出します
5資料抽出
【やり方】
(例)参考書や教科書から
勉強に使えそうな場所を
紙に書き出します
6．理由判定
【やり方】
（例）なぜ使えると思ったか
理由を紙に書き出します
7．使用法判定
【やり方】
（例）選んだ参考書や教科書を
どのように使っていくのか
紙に書き出します
ざっとやり方を紹介しました。
一見すると
うわー…手間かかる
と思われたかもしれません。
しかし
スタンフォード大学の実験では
1日15分ずつ事前に計画を立てるだけでも
被験者の成績が上がり
ストレスレベルも大幅に低下したそうです。
どうしても
結果を出す
合格する
となると
勉強時間を増やして
睡眠を削って
自分に鞭打って頑張らなければ
と思われがちですが
実は
勉強以前の「準備」が重要になります。
使おうとしている参考書
その分野に詳しい友人
きっと皆さんの周りには
資格取得するための
戦力になってくれる存在が
たくさんあると思います。
それらを
どう活用していくかで結果が変わります。
上手く活用できていますか？
1個だけしか活用されていない
とかありませんか？
せっかくあるもの
上手く使いこなしていきたいですね。
しっかり事前に準備して
試験本番に自信を持って挑めるように
今日から「戦略的リソース」利用してみては
いかがでしょうか。
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