おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
秋分の日も終わり
暦上は秋のはずが
まだまだ日中は暑いですね。
気温の3か月先の予想を聞くと
10月もまだまだ残暑が続くとのことです。
日本の四季は
どこに行ったのでしょうか…
と思う今日この頃です。
さて、今回のテーマは
そんな四季に関すること。
勉強に適する季節
春夏秋冬
日本には四季がありますね。
皆さんが好きな季節は
何ですか？
私は、春と秋が好きです 笑
1番過ごしやすい季節だと
個人的には思っています。
過ごしやすい季節が
人にあるように
実は勉強に適した季節があることを
ご存じでしょうか。
入試が近いから
試験が近いから
〇ヶ月前から勉強を
計画を立ててする
恐らく8割9割の方が
そういう考えで勉強をしていると
思います。
もちろん
そういう考えも大切です。
しかし勉強に適した季節
勉強に合った時期に
集中して勉強出来たら
そんな効率的な事は
ありませんよね。
では
その季節はいつなのか。
それは
集中するのは夏
記憶定着しやすいのは秋
と言われています。
どういうこと？
と思われた方もいらっしゃるでしょう。
詳しく説明していきます。
なぜ季節によって違うのか
2016年2月にベルギーで
こういった実験が行われました。
それは、同じ活動をするのに
脳の活動に変化はあるのかどうか
をテーマにした研究です。
その研究結果によると
〇集中力を必要とする課題では、脳は夏に最も活発に活動したが
冬は活動量が大幅に減った。
〇記憶力を必要とする課題では、脳の活動は秋にピークに達し
春に低くなった。
（出典元；米国研究アカデミー紀要）
つまり
集中力を必要とする課題では夏
記憶力を必要とする課題では秋に
脳はより活発に活動する
という結果が出たことになります。
冬と春に脳の活動量が低下する理由
冬と春に
脳の活動が低下する理由は
何だと思いますか？
その研究をした
ヴァンデワレ博士の指摘によると
より効率的に働くために
脳が季節にあわせて働き方を変えているからではないか
とされています。
「より活発に働くというのは
課題を容易にこなすだけの能力が
脳にあることを意味していると思われます。
一方、活動量が減る冬は
効率的に働けないのでしょう」
と、ヴァンデワレ博士は説明しています。
私個人的な考えとしては
冬は博士と同意見で
やはり寒い中で
人の活動量が減ることで
脳への刺激も減ることで
集中力が低下しやすいと思います。
一方、春ですが
春は冬とは真逆で
活動量が増えるはずです。
しかしそれでも
記憶力が保てないのは
季節柄暖かさから
眠気に襲われることも多く
そのことで集中力や記憶力を欠くのでは
と考えています。
春眠暁を覚えず
とも言いますしね。
少し余談ですが
光と記憶力、集中力にも
関係があるとされていて
光が少ないと
やはり、この2つは低下する
と言われています。
そう考えると
夜の長い冬は
脳にとって
辛い時期なのかもしれませんね。
まとめ
今回は四季と勉強との関係を
お伝えしてきました。
一見何の関係もなさそうにみえる季節も
実は脳と密接な関係を持っていた
という結果に
驚いた人も多いのではないでしょうか。
同じ勉強をするにしても
こういうことを
知っているのと知らないとでは
また勉強の仕方も違ってきます。
何度もお伝えしているように
働きながらの勉強は
どれだけ効率よく勉強出来たか
が、とても重要になってきます。
限られた時間の中で
結果を出すためには
その他大勢の人たちと
同じように勉強しても
意味がないのです。
まだ暑い日は続きますが
これから秋、冬へと
季節は移ろいでいきます。
そういうことも踏まえて
自分の勉強の計画を立てるのも
良いかもしれませんね。
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