おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
皆さん、勉強する時にアンダーラインや語呂合わせしたことありませんか?
学生時代や、社会人になって資格の勉強を始めた時
テキストを買った時についてきませんでしたか?
赤シート
私は、学生時代もの凄く活用していました 笑
赤シートできえるペンを初めて使った時は
ちょっと感動しました 笑
語呂合わせも、よくしていましたね…
懐かしいです…
さて、今まで皆さんがしてきたこと
現在進行形で、もしかしたらしていること
これ、実は間違いなんです。
正確に言うと、間違いではないですが、効率的ではありません。
何度も以前から繰り返して言うように
働きながらの勉強は
いかに「効率的に」勉強するかが、重要なカギです。
お昼はお仕事されている皆さんは
勉強できる時間は、朝か夜。
限られた時間の中で集中して勉強する必要があります。
そうなると、テストで使えない勉強法は意味がありません。
その場しのぎの知識なんて、正直何の役にも立ちません。
皆さんは資格取得がゴールではないからです。
資格取得をして、得た知識を使って次のステップに進むことが
皆さんの未来です。
ということは、使える知識、きちんと身になる知識を得るために
正しく理解することが、大切です。
もう1度言いますよ。
勉強とは、「いかに正しく覚えたか」ではなく
「いかに正しく理解しているか」が全てです。
では、最初に戻りましょう。
ハイライトや、アンダーライン、語呂合わせは
無意味だと言いました。
その理由を説明します。
例えば
フロイトは、パブロフの犬という実験を行った。
という文章があるとします。
(心理学専攻だったので、心理学の文章になりますが 笑)
ここで、皆さん線を引いたり、アンダーラインを引きますね。
どこに?
大体ここでしょう。
フロイトは、パブロフの犬という実験を行った。
こんな感じですね。
皆さんの目にまず飛び込んでくるのは
フロイト、パブロフの犬の文字だと思います。
さ、これで試験に通用するか。
しません。
その背景が分からないからです。
フロイトってどんな人?
パブロフの犬の実験って何?
どんなことしたの?
何で、それをしようと思ったの?
そう、その文章の背景を捉える必要があります。
なぜ、その必要があるか。
それは、応用問題にも対応するためです。
アンダーラインや、マーカーを引くと
それだけで、脳は満足します。
よし、ここ重要。もうそれ以外は覚えなくて良い。
そういう錯覚に陥るわけです。
言ってしまえば、これはただの「気休め」です。
語呂合わせも同じで
先ほどの元素記号の語呂合わせ。
私も高校時代していました。
この周期表の縦と横の列の意味合い、分かりますか?
そういった細かいところまで、理解できていますか?
以前の試験問題なら
丸暗記重視の勉強法でも結果は出たでしょう。
ただ、現在は、それだけでは太刀打ちできません。
何度も繰り返しているように
単なる知識の有無だけを問われる問題は減ってきています。
その物事に対して、きちんと深くまで理解できているか
それを問いてきます。
そういう問題達に立ち向かうために
皆さんにはただ正しい勉強法をして挑んで欲しいと思います。
最後にもう1度言いますよ。
勉強とは、「いかに正しく覚えたか」ではなく
「いかに正しく理解しているか」が全て。
さぁ、今日から「正しい」勉強法で
周りと差とつけましょう。
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