こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回のテーマは「いじめ」
勉強とは関係のない内容ですが
このテーマにします。
今日私が
実際に体験したことです。
お昼に
家の近くのマンションを歩いていると
マンション内の小さな遊び場で
4人組の男の子達が遊んでいました。
木登りをしていたり
楽しそうだと思っていたのですが
何か様子が変。
1人の男の子(A君とします)が
葉の付いた枝で
1人の男の子(B君とします)のお尻を叩いていました。
かなりの力で。
B君が号泣していて
止めてと訴えていました。
私は
酷い事をするなと思って
1度通り過ぎました。
しかし、通り過ぎる直前に
B君と目が合ったのです。
思わず引き返しました。
元保育士ということもあるのか
止めなければならない
と、無意識に身体が動きました。
私が近づいてきたことに
気づいたA君は私に
「どうしたの?」
と声を掛けてきました。
私の口をついて出てきた言葉は
「何しとうと?」
(私は感情的になると
故郷の博多弁が出てしまうので
博多弁になっています。)
私 「何で叩いとると?」
A君「C君がやれって言ったから」
C君は恐らく
その4人組の長的な役割なのでしょう。
ガムを噛みながら
座って私とA君を見ていました。
私 「C君にやれって言われたら何でもするんか?」
A君 「違う」
私 「C君はやれって言ったんか?」
C君 「言ってない」
A君 「言ってたで(C君に対して)」
A君の目を見る限り
嘘は言っていないように
私は思えました。
私 「叩いて良いんか?泣いとるけど。何も思わんと?」
A君・C君 「・・・・」
私 「泣いとっても何も思わんの?って。何か言うことないんか?」
A君 「ごめんね(B君に対して)」
C君 「…」
A君は
すぐにB君に謝罪に行きましたが
C君は微動だにしませんでした。
私 「何もせんの?」
C君 「謝る」
私 「じゃあ、早く行きなさい」
C君 「ごめんね(B君に対して)」
聞くと彼らは
小学校2年生の子ども達のようでした。
私 「小学校2年生で、やって良い事と
ダメな事、分からんの?」
A君・C君 「分かる」
私 「じゃあ、叩くのは良い事なんか?
泣いとるのに、無視して叩いて楽しいんか?」
A君・C君 「楽しくない」
私 「誰かに言われたからとか、そんなんやなかろうもん。
やって良い事、悪い事。
ちゃんと分かっているなら、こんなことしちゃいかんやろ。」
A君・C君 「はい」
自分たちの非を認めて
反省してくれたので良かったです。
正直、この出来事を
ブログで書くか悩みました。
私がやったことは
余計なお世話だったのかもしれません。
子ども達同士で起こっている事なのだから
見ず知らずの大人が介入する必要も
なかったのかもしれません。
ただ私は目が合った時の
号泣していたB君の目が
頭から離れなかった。
私が通るまで
恐らく何人もの大人たちが
彼らの横を通り過ぎて行ったと思います。
最初、私が
通り過ぎてしまった時のように
可哀そうな子だ
酷い事をしている
と、哀れな目で見られて
いたのかもしれません。
助けを求めても
助けてもらえなかった。
泣き叫んでも
誰も止めてくれなかった。
そんなことを
もしかしたらB君は
思っていたのかもしれない。
そう思ったら
私は勝手に身体が動きました。
一緒にいた彼の手をほどいて
子ども達の方に向かって行っていました。
きちんと見ている人は見ている。
助けを求めたら
泣き叫んだら声を出したら
必ず気づいてくれる人がいる。
B君が
そう思えてくれたなら
私がした行動は無駄ではなかったと思えます。
北海道でも
いじめによる悲惨な事件がありました。
いじめはなくなりません。
人間でなくても
野生の動物の間でもいじめは起きます。
動物である限り
防げないことなのかもしれません。
だから諦めるのではなく
私は
いじめられている声を無視せずに
立ち向かえる人に今後もなりたいと思いました。
今回は
資格勉強とは関係のない内容になりましたが
私が今回の体験を通して感じたことを
素直に書いてみました。
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