こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は
今日あった発表会について
書いていこうと思います。
今日は
知り合いの音大卒の知り合いが主催してくれた
発表会に参加してきました。
大々的なホールとかではなく
こじんまりとした
音楽サロンのようなところで開催されました。
私が弾いたのは
葉加瀬太郎さんのエトピリカ
シューベルトのアヴェ・マリアです。
出来は
可もなく不可もなく
といった感じです 笑
人前で演奏する
というのが
大学以来だったので中々緊張しました。
演奏会をして
舞台に立って
改めて思ったのは
やはり受験と同じ
ということ。
どういうことか
というと
最後に信じるのは
今までの自分
だということです。
試験会場でも
演奏会の舞台でも
本番は1人です。
間違えても失敗しても
自分で挽回するしかありません。
いくら勉強しても
いくら練習しても
不安は付きまといます。
やればやるほど
不安になるものです。
大丈夫だろうか。
ミスしないだろうか。
試験開始のチャイムと同時に思うことは
演奏開始直前の静寂の中で思うことは
今までの勉強してきた自分
練習してきた自分を
信じてあげること。
私は
ここまでやってきたんだ。
あんなにやってきたんだ。
だから大丈夫だと
言い聞かせること。
緊張もします。
最後まで不安は拭えないかもしれない。
ただ
私は大丈夫だと
呪文のように
何度も何度も
自分に言い聞かせることで
案外大丈夫に思えてきます。
「私は今まで
ここまで頑張ってきた」
そう言い切れるかどうか。
正直
本番など10割の全力中の
8割出せたら良い方です。
10割の全力を出せるように
尽力しますが
現実はそう甘くはありません。
当日のコンディション
周りの雰囲気などが影響し
全ての力を出し切れない事の方が
多いです。
だからこそ
これでもか
というほど本番までやり切るんです。
発表会が終わって
撮ってもらった動画を見て
振り返りをしていますが
もっと練習しておけば良かった
という後悔は
一切ありません。
そうならないよう
鬼のように練習してきたからです。
勉強も同じです。
もっと
勉強しておけば良かった
と試験後に思うことのないように
今、踏ん張るんです。
バイオリンと勉強を
一緒にするな
と思う方もいるかもしれません。
一緒なんですよ。
上手く弾けないところだって
たくさんありました。
何度練習しても
音がズレてる。
自分の指がいう事を聞いてくれない。
頭で分かっていても
指が弦を押さえる位置を覚えてくれない。
弓の使い方
強弱のつけ方
リズム、音程
全て自分の身体に
叩き込まなければなりません。
暗譜しても
本番緊張で飛ぶかもしれない。
たくさん不安要素はありました。
その不安を打ち消すのが
練習なんです。
勉強だったら
いくら暗記しても覚えられない。
何度も同じところを間違える。
過去問を何度解いても
イマイチ理解が出来ない。
問題は解けても
変化球で問題が来たら分からない。
そんな不安を打ち消すのが
問題数をこなす事。
何度も繰り返し勉強することなんです。
人が前に進む時
何か結果を出すためには
楽しいだけじゃない。
辛い時の方が
数百倍多いです。
その時に
どれだけ歯を食いしばれるか。
そこを乗り越えた人だけが
なりたい自分になれる。
自分に自信がつく。
改めて
今日の発表会を通して
自分自身が実感しました。
最後に行ってこい、と
背中を押してくれるのは
今までの自分です。
今のあなたは
どうですか?
今までの自分は
どんな顔で今のあなた自身を
見ているでしょう。
もし、
あ、ちょっと勉強から逃げていたな
と思っているのなら
今すぐ再開しましょう。
本番の日に
私なら大丈夫だ
と胸を張って言えるように。
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