趣味

資格とバイオリン

こんばんは。

資格取得講師の倉まり子です。

 

 

今回は

私の趣味について

書いていこうと思います。

 

 

 

バイオリンとの出会い

私がバイオリンと出会ったのは

大学1年生の時です。

 

 

よくバイオリンが趣味です

というと

 

 

 

え、小さい頃からやっていたんですか?

と聞かれますが、違います。

 

 

大学1年の時も

バイオリンがしたくて仕方がなかったわけでは

実はないのです。

 

 

 

きっかけは

大学で出会った友達でした。

 

 

 

私は大学時代、寮に住んでいて

その子とは、その寮で知り合いました。

 

 

その子自身が

高校時代に音楽科で

バイオリンをやっていたため

 

 

 

大学でも続けたい、と

オケ部(オーケストラ部)に一緒に入ろう

と誘われたことが、きっかけでした。

 

 

そこで私もやってみたい

と思い思い切ってオケ部に入部しました。

 

 

バイオリンは難しい?

初めて触る楽器。

 

 

構え方や弓の持ち方など

基本的なことを

 

 

 

講師から教わりながら

始まりました。

 

 

バイオリン

見たら分かると思いますが

4本の弦が並んでいて

 

 

その弦を指で押さえ

弓で音を奏でます。

 

 

指で押さえる箇所を

少しでも間違えると

音がズレてしまうため

 

 

この音は

どの位置で弾くのか

ということを

 

 

全て身体に

叩き込まなければなりません。

 

 

また

ポジション移動と言って

高い音になればなるほど

 

 

弾きやすいようにと

指を置くポジションが

変わっていきます。

 

 

ピアノと違い

自分で調弦を行い

 

 

 

弓を動かす速度や

動かす幅によって

音の強弱なども変わってきます。

 

 

本当に

頭を使う楽器です。

 

 

自分で言うのも変ですが

私は耳が良いので

 

 

ただただ先輩の音を

耳で覚えていた記憶があります。

 

 

バイオリン発表会はド緊張

大学2年からソロで

バイオリンを弾きたいと思い

インカレサークルに入りました。

 

 

そこでは

夏と冬に大きなホールで

定期演奏会がありました。

 

 

私はピアノとバイオリンを弾いていたので

大忙しでした。

 

 

1部でピアノ

2部でバイオリン

 

 

練習も

同時進行をしなければならないため

 

 

毎日音楽室に籠って

ピアノとバイオリンを

ひたすら練習していました。

 

 

 

練習する際

私は毎回、録音と録画を

していました。

 

 

自分の演奏は

周りに

どう聞こえているのか

どう見えているのか

 

 

 

それを凄く

気にしていました。

 

 

楽譜に忠実に

 

 

そう思えば思うほど

完璧な演奏を目指そうとすればするほど

楽しめない自分がいました。

 

 

発表会では

自分の出番直前まで

練習し続け

 

 

袖では

緊張のあまり

ウロウロしていました 笑

 

 

1番緊張する瞬間は

舞台に出てお辞儀をし

拍手をもらい

 

 

演奏を始める

あの瞬間です。

 

 

シーンと静まり返り

自分の息遣いが

最も大きく聞こえ

 

 

演奏を始めようと

息を吸った

あの瞬間が私は1番緊張しました。

 

 

バイオリンを続けている理由

大学を卒業した今でも

私はレッスンに通っています。

 

 

 

毎週日曜日のお昼に

30分間の個人レッスンです。

 

 

社会人になって

バイオリンから一時期離れていましたが

 

 

コロナが流行り始めた

2年ほど前から

再開しました。

 

 

最初は

ブランクがあったため

色々と忘れている部分もありましたが

 

 

 

少しずつ

感覚を取り戻し

今では、様々な課題曲を弾いています。

 

 

 

私は必ず毎朝欠かさず

バイオリンの練習を

しています。

 

 

どうして

そんなに毎日出来るんですか?

何がモチベーションなんですか?

 

 

よく

そう聞かれることがあります。

 

 

やはりバイオリンが好きだから

もっと上手になりたい

あの曲も弾けるようになりたい

 

 

そういう思いがあるから

誰かに練習しなさい

と言われなくても

 

 

 

自然とバイオリンを持っている

自分がいます。

 

 

 

自分が練習すればするほど

上達しますし

何よりも音色に凄く癒されます。

 

 

 

何か嫌な事があった時

無になりたい時

 

 

 

自分の気持ちを表すかのように

バイオリンの音が響きます。

 

 

 

私にとっては

今では、バイオリンは

 

 

 

なくてはならない存在で

なくてはならない時間です。

 

 

成功体験が自信に繋がる

今まで、色々な課題曲を

弾いてきましたが

 

 

現時点で

1番難しかったのが

バッハ作曲のG線上のアリアです。

 

 

 

バイオリンの弦は

1番左から

 

 

 

G(ゲー)線、D(デー)線、A(アー)線、E(エー)線

と並んでいて

ドイツ語読みをします。

 

 

G線上のアリアとは

その名の通り

1番左の弦

 

 

G線上だけで

奏でられる曲です。

 

 

しかし

それはえげつなく難しいので

 

 

私の場合は

主にA線とE線を使い

演奏するパターンでした。

 

 

G線でもポジション移動が

激しいですが

 

 

 

私に与えられた課題曲の場合も

ポジション移動ばかりでした。

 

 

簡単な弾き方もありましたが

私は、あえて難しい方を

選びました。

 

 

 

本当に難しかったです。

 

 

どれほど難しいか

分かりやすく言うと

 

 

息継ぎ無しで

クロールを25メートル

泳ぐぐらいです。

 

 

ある意味

無謀なことへの

挑戦でした。

 

 

 

何度練習しても

弾けない箇所がある。

 

 

 

何度練習しても

音を外す。

 

 

そんな私の姿を見て

先生から

 

 

 

簡単な弾き方で

弾いても良いんだよ?

 

 

と何度も

レッスン中に言われました。

 

 

それでも

いや、私はこっちで

弾きます

 

 

と何度も答え

毎日毎日練習し続けました。

 

 

 

頭で分かっているのに

指が動いてくれないイライラ

 

 

 

テンポや強弱

♯や♭

 

 

 

全てを瞬時で判断し

指を手を動かさなければ

なりません。

 

 

上手く出来ない自分に

嫌気がさしたことも

何度もありました。

 

 

 

しかし

カメの歩みのように

本当にゆっくりでしたが

 

 

 

少しずつ弾けるようになっている

自分も確かにいました。

 

 

そして

練習を始めて1か月ほどで

合格することが出来ました。

 

 

よく頑張ったね

 

 

そう言ってくれた

先生の言葉を

今でも覚えています。

 

 

あなたには難しいよ

あなたには無理だよ

 

 

そう言われても

そう思われても

 

 

いや、私なら出来る

と自分を信じ

 

 

 

頑張ってきて良かったと

自分で自分を褒めました。

 

 

この経験で

また更にバイオリンが好きになり

 

 

 

これからも頑張ろうと

思うことが出来ました。

 

 

資格とバイオリン

私は、資格もバイオリンと同じだ

と思っています。

 

 

難しい資格を目指せば目指すほど

問題が解けなかったり

 

 

 

覚えられないイライラにぶつかることが

多いと思います。

 

 

私がそうだったように

資格を取ろうとしている横で

 

 

今更、そんな資格を取っても…

と思う人も中には

いるかもしれません。

 

 

周りが何と言おうと

私なら出来ると

 

 

 

自分で自分を信じてあげられたら

きっと何があっても

前を向いていられます。

 

 

勉強が楽しい

勉強が好き

この資格に必ず受かりたい

 

 

 

と思えたら

誰に何を言われなくても

進んで勉強をしているはずです。

 

 

人は自分に甘い生き物です。

私もそうです。

 

 

私は毎日

自分に厳しいです

とは言い切れません。

 

 

たまには

休んでしまおうか

今日ぐらい…

 

 

 

そう思ってしまう日も

あります。

 

 

 

音楽をするうえで

こんな言葉があります。

 

 

1日練習をしないと自分に分かる

2日練習しないと評論家に分かる

3日練習しないと聴衆に分かる

 

 

本当に

その通りです。

 

 

楽器は特に

毎日触れないと

すぐに指がなまります。

 

 

 

以前は弾けていた曲が

全く弾けなくなるのです。

 

 

勉強も同じです。

 

 

今日ぐらい勉強しなくても…

そう思ってしまう時が

必ずあります。

 

 

 

人は忘れゆく生物ですから

頑張って覚えた物も

月日と共に忘れて行ってしまったり

 

 

せっかく解けるようになった問題も

解き方を忘れてしまうことが

多々あります。

 

 

そうならないよう

やる気が起きない時でも

 

 

せめてテキストを読んだり

問題を数問解くなど

 

 

 

全く何もしない

という日は

ないようにすることが大切です。

 

 

人間ですから

気分の浮き沈みは

当然あります。

 

 

沈んでいる時に

無理に机に向かっても

何も意味がありません。

 

 

やる気だって

起きないでしょう。

 

 

自分は

どういう時にやる気が低下するのか

何をしたらやる気が出るのか

 

 

 

自分で把握しておくことも

勉強をするうえでは

大切です。

 

 

 

ちなみに私は

部屋が汚かったり

音に敏感なので

騒音が酷いと

やる気は著しく減退します。

 

 

逆に

自然の音や

好きな香りが近くにあると

やる気が上がります。

 

 

なので事務仕事をしている時は

こういうものを

側に置いてやっています。

 

まとめ

人が1番幸せを感じる時は

いつだと思いますか?

 

 

 

それは

 

 

 

人から

あなたには無理だと思われていたことを

やってのけた時

 

 

だと思っています。

 

 

私自身

G線上のアリアを弾いた時

 

 

ちょっと難しいから

きっと合格まで時間がかかるかもしれないね

 

 

難しいから

無理して弾かなくて良いからね

 

 

 

簡単な弾き方に変える?

 

 

色々な言葉を

かけられました。

 

 

全ての言葉を

首を横に振り避け

難しいままで挑戦し続けました。

 

 

確かに簡単な弾き方の方が

もっと早くに合格できたかもしれません。

 

 

簡単な弾き方をしていたら

思うように弾けない自分に

イライラすることもなかったでしょう。

 

 

しかし

難しい弾き方をしたからこそ

自分にも出来るんだと思えましたし

 

 

難しい弾き方をしたからこそ

達成感を味わうことが出来ました。

 

 

資格もそうです。

 

 

あえて難しい資格に挑戦してみる。

あえて難しい問題意を解いてみる。

あえて…

 

 

そうやって自分を追い込むことで

その山を登り切った時の

頂上の景色は

きっと輝いて見えると思います。

 

 

バイオリンを弾き続けたら

指にマメが出来るように

 

 

勉強をし続けていたら

脳のしわが増えたり

ペンだこが出来たりします。

 

 

それは時に痛むものですが

その痛さは

あなたが頑張っている証です。

 

 

努力は実りにくいです。

必ず実るとは

正直、私は言い切れません。

 

 

 

しかし

努力はあなたの力になります。

それは断言できます。

 

 

 

それは目に見えるものでは

ないかもしれない。

 

 

それは実感できるものでは

ないかもしれない。

 

 

それでも

努力して得た知識や経験は

必ずあなたの中に蓄積されています。

 

 

 

バイオリンと資格

一見何のつながりもなさそうなものですが

実は似た者同士です。

 

 

あなたが

今、目指している資格も

今、頑張っている勉強も

絶対に無駄にはなりません。

 

 

途中で投げ出したくなることも

あるでしょう。

 

 

それでも諦めなければ

道は開けるものです。

 

 

私がそうだったように。

だから

きっとあなたも大丈夫。

 

 

私は

これからも

 

 

自分の相棒と共に

無理だと思われるようなことでも

やってのける自分を目指します。

 

 

あなたは

どんな自分を目指しますか?

 

 

 

1度きりの人生の中を

どんな自分で進んで行きますか?

 

 

私は

たまに凹みながらでも

 

 

 

挑み続ける自分でありたいと

常々思っています。

 

 

 

私には出来る

という魔法の言葉を

口ずさみながら。

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