こんにちは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回のテーマは
「勉強前にすると良いこと」
です。
勉強前にすると良いこと
皆さんは何か勉強前に
していることありますか?
音楽を聞く
軽い運動をする
など色々あるかもしれません。
逆に何もしていない人も
いるかもしれません。
どうしても
勉強法や暗記の仕方等
「勉強中」にすることや
復習の仕方や
記憶に定着する方法など
「勉強後」について
知りたい
という人が多いです。
もちろん
どれも大切なことでは
ありますが
実は
勉強前にもすると良いこと
があります。
それは
自分の知っていることを
書き出す
これです。
その勉強に取り組む前に
その分野について
自分が知っていること
分かること経験したことなど
何でも良いので
書きだすことです。
古典的条件づけ(レスポンデント条件付け)
例えば心理学用語で
「古典的条件付け(レスポンデント条件付け)」
というのがあります。
有名なので
知っている人が
多いかもしれませんね。
初めて聞いた人のために
この古典的条件付け(レスポンデント条件付け)とは
何か
簡単に説明すると
ある行動(反応)が、刺激の呈示により
受動的に引き起こされること
です。
この文章だけで
分かった人もいれば
いまいち
ピンと来ていない人も
いると思います。
では
次のようなことを
付け加えてみたらどうでしょう。
レモンを想像してみてください。
レモンって酸っぱいですよね。
それが古典的条件付け(レスポンデント条件付け)です。
こう見ると
凄く分かりやすいと
思いませんか?
この古典的条件付け(レスポンデント条件付け)は
パブロフの犬の実験で有名です。
犬に餌を与える前に
ベルを鳴らす
という動作を繰り返すことで
犬はベルが鳴ったら
エサがもらえることを
無意識の内に認識できるようになる
という実験です。
レモンを食べたことある人
食べたことはなくても
レモン味の飲み物や
お菓子などを食べたことがあると
レモン=すっぱい
ということが
自然とインプットされています。
そのため
レモンをイメージすると
すっぱいということが
勝手に出てくるようになります。
梅干しも同じですね。
もしかしたら梅干しの方が
分かりやすかったかもしれません… 笑
こういったように
何かを学ぶ際に
文章だけを見ても
その用語の説明だけを見ても
イマイチ人は
理解出来ません。
理解できても
記憶に定着しないことが多いです。
そのため
この説明に似たようなこと
何か知らないかな
何か経験していないかな
というったことを自分なりに考え書き出してみる。
そうすることで
理解力も深まり
記憶にも定着しやすくなります。
まとめ
このように
私たち人間の記憶は
古い情報に
新しい情報を結び付けながら
覚えて行っています。
これを
心理学用語で
「精緻化リハーサル」と言います。
中々記憶が定着しない
新しい事を学ぶことに
抵抗がある
という方は
是非勉強前に
自分が知っていること
経験したことのある事
について書き出してみると
良いかもしれませんね。
今回は
「勉強する前にすると良いこと」
についてお伝えしました。
今回の内容も
YouTube動画で
ご覧いただけます。
是非
合わせてチェックしてみてください。
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