こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は人生について。
少し大きなテーマですが
このことについて書いていこうと思います。
今日、映画「アキラとあきら」を
見に行ってきました。
詳しい内容はネタバレになるため
書けませんが
人生とは何か、何のために今の仕事をしているのか
改めて考えさせられる映画でした。
対照的な2人のバンカーが主人公の話で
それぞれの人生や生き方、考え方が
丁寧に描かれていました。
人生の中で起こる事全てに意味がある
と、よく言いますが
本当にその通りだと思います。
私は、現在、資格取得講師として
活動しています。
数年前の自分は
まさか、こうなっているとは
夢にも思っていませんでした。
高校生の時は
臨床心理士になりたい一心で
大学へ行き
大学院受験をしました。
しかし失敗し無職に。
周りと同じように
私もどこかに就職できるだろう
そんな生半可な気持ちで始めた就活にも失敗。
カーテンを閉め切り
自分の人生を呪い
生まれたことを悔いたこともありました。
そんな自分に嫌気がさしながらも
自分のいる場所から脱することを決め
自分で自分を鼓舞し叩き続け
資格取得へ向け立ち上がりました。
楽ではない道でした。
何度も泣いた。
何度も悔いた。
自分の選んだ道は
間違っていたのか。
臨床心理士など最初から目指さなければ
大学院受験などせず
最初から就活していれば
違う景色が広がっていたのか。
いくら泣き叫んでも
誰も手を差し伸べてくれない。
それでも
そこから抜け出せる力があるのは
自分自身だけだから。
己自身が動かなければ
現状維持のままだと
自分に言い聞かせ
ただただがむしゃらでした。
なぜ今更、保育士なのか。
短大出ていれば取得できる保育士など
何の意味があるのか。
そうやって嘲笑う人もいました。
それでも前を向き続けられたのは
現状を変えたかったからです。
無事に保育士になり
7年間、保育士として従事してきました。
色んな出会いや別れもあり
保護者から心無い言葉を
浴びせられたこともありました。
保育士時代も
たくさん悩み泣き苦しんでいたことも
ありました。
そんな多くの事を経験し
現在がある。
１つだけ確実に言えることは
あの時、人生のどん底に落ちていなかったら
今の私はいなかったという事です。
企業に就職していたら
大学院に合格していたら
今の私は確実にいません。
そう思うと
人生は全て繋がっていると
自らが体感しているなと、感じました。
生きていると
本当に色々なことがあります。
映画の主題歌の歌詞にもあるように
自分がやっている事に対して
無駄なことだと言われることもあります。
心が擦り切れることなど
何百回、何千回とあります。
くだらないと
鼻で笑われることもあるでしょう。
それでも
自分の信念を曲げなければ
自分の突き進むべき道を疑わなければ
何があっても
何が起こっても
必ず人は、目的地にたどり着きます。
それは、私自身が証明します。
人生で
何かにがむしゃらになって
死ぬ気になって挑むことが
1回くらいあっても良いと思います。
それが私の中では
資格取得でした。
辛い時や、落ち込んだ時
自分の人生を投げ出したくなることも
あるでしょう。
乗り越えられない壁はない
試練を乗り越えられる人にしか
試練はやってこない
その通りです。
渦中にいる時は分からない、気づけない。
そこを乗り越えて数年後に
振り返った時に
あなたは、きっと気づくはずです。
あの時の試練は
この時のためだった、と。
人生に資格はいらないのかもしれない。
資格が何も全てではありません。
ただ
何かがむしゃらに頑張る機会を
もし持てるのなら
その選択肢に資格勉強があれば
私は嬉しいです。
アキラとあきら
人生を考えさせられる
自分と重ねて見る映画でした。
是非、見てみてください。
私は、もう1度見に行こうと思います。
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