勉強法

攻めの勉強

こんばんは。

資格取得講師の倉まり子です。

 

 

皆さんは

「分からないところが分からない」

状態になったことありませんか?

 

 

 

今回は

この状態から脱却する方法

 

 

 

「メタ認知トレーニング」について

お伝えしていきたいと思います。

 

 

 

以前、ブログで

「自己解説」をすることで

「分かったつもり」を解消できる

という話をしました。

 

 

 

この自己解説は

主に復習用に使うものです。

 

 

では今回紹介する

メタ認知トレーニングは

いつするものか。

 

 

それは

複雑な文章を読んだり

理解力が問われるものを学習する時に

効果的です。

 

 

そもそもメタ認知とは何か

というと

 

 

 

自分の判断や考えを客観時に理解する時に

使う能力のことです。

 

 

よく冒頭の

分からないところが分からない!

となる方が多いですが

 

 

これは正に

メタ認知が上手く出来ていない状態です。

 

 

この沼にハマってしまったら

中々抜け出すことができません。

 

 

そうならないためにも

メタ認知を

しっかり鍛える必要があるのです。

 

 

では、このトレーニングのやり方を

紹介していきましょう。

 

 

主に4つのステップが必要だと

言われています。

 

 

1.プレリーディング

2.速読

3.再読

4.再々読

 

 

この4つです。

 

 

1つずつ見ていきましょう。

 

 

1.プレリーディング

これは、その名の通り。

 

 

テキストを購入した後

内容の下調べをします。

 

 

タイトルや目次

チャプターやセクションの見出し

イラストやグラフを見て

何が書かれているか大まかに掴みます。

 

 

宅建試験の独学におすすめのテキスト4選|アガルートアカデミー

 

 

2.速読

あくまで「速読」です。

「熟読」はしないでください。

 

 

 

速読するうえで

すると良い事は4つです。

 

 

 

①パッと見て、自分が重要そうだと思ったところをチェックする

②チェックしたところに、理由を書く

③知らない単語をチェック。空いているところに意味を書き込みます

④速読して理解できなかったところをチェックする

 

合格者のテキストの使い方 | 伊藤塾

 

 

これだけ出来たら十分です。

次のステップに進みます。

 

 

 

3.再読

ここで重要なのは

自分が何が分からないのかを明確にすること

です。

 

 

 

そのためには

3つのポイントを押さえておく必要があります。

 

 

 

①文章に出てくる「つまり」「従って」などの言葉に注目し結論を探す

②「なぜなら」「~なので」の言葉に注目し前提を探す

③自分は全て理解できたか、最も興味が持てたところはどこか、難しいところを理解するために違うアプローチは出来ないか(友達に聞く、ネットで調べるなど)を自問自答する

 

 

 

これらがクリアになったら

最終段階です。

 

参考書を完璧に!~印のつけ方や使い方について~ 武田塾鶴見校

 

 

4.再々読

ここで目指すのは

自分の言葉で

テキストの結論を説明できるようになる

ことです。

 

問題の解決策が瞬時に見つかる「ラバーダック・デバッグ」は ...

 

 

そのために

やっておくと良い事は

以下の3点です。

 

 

 

①2の速読でチェックした重要ポイントを

修正したり追加することで

再度、自分の不明点を確認しましょう。

 

 

②テキストの重要なところを

図解などでまとめてみましょう。

 

 

③実際に、以前紹介した

誰かに説明するつもりで

テキストの内容を説明してみましょう。

 

 

ここまで出来たら

メタ認知を獲得できたも同然です。

 

 

 

先ほども言いましたが

自分が分からないところが分からない

となったら

そこから抜け出す頃は至難の業です。

 

 

そうならないためにも

メタ認知リーディングを行い

自分が何が理解できていないのか

 

 

 

自分で把握することは

勉強するうえでとても重要です。

 

 

今回紹介した

メタ認知リーディングを

上手く活用して

 

 

「攻め」の勉強を

していきましょう。

 

 

 

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