こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は前回紹介した
コーチ、講師の見つけ方の第1弾
「メンターとコーチの違い」についてです。
あなたには「メンター」が
いますか?
そもそも「メンター」の意味
分かりますか?
簡単に言うと
何かを習う時の師匠や講師のこと
です。
もう少し広い意味で言うと
「人生の師匠」
「人生の目標とする人物」という意味でも
使われています。
もっと分かりやすく言うと
「そうなりたい人」のことです。
例えば野球少年が
「イチロー選手になりたい」
と思ったらイチロー選手がメンターです。
少し話を変えましょう。
私が高校2年生の時の話です。
私のクラスは活発な人が多く
どちらかと言うと勉強より運動が得意な人が
多いクラスでした。
放課後残って勉強する人も少なく
定期テストのクラスの平均点も
他のクラスに比べて少し低かったように記憶しています。
高校時代の私を知っている人は
分かるかと思いますが
勉強ばかりしていました 笑
そんな私を見て感化されてか
最初は勉強に関心が
あまりなかったクラスメートが
少しずつ勉強に関心を持つようになりました。
後から聞いた話ですが
倉さんが頑張っているのを見て
私もやろうと思った
と言ってくれた人もいました。
「そうなりたい」
「あんな風になりたい」と思うと
人は変わるということです。
そして
少しずつクラスの平均点も上がりました。
結果もきちんとついてきたのです。
あまり勉強に興味を持てなかったクラスメートが
私も頑張ってみようかな
そう思った瞬間、私は所謂メンターになった
ということです。
時々メンターを
歴史上の人物を挙げている人がいますが
それはメリットとデメリットがあります。
メリットとしては
やはり学ぶことが多い
という事です。
デメリットは
直接アドバイスを貰えない
という事です。
私たちが何かを学び、勉強し成長していく時に
必ずといって必要なものは
「フィードバック」です。
ここは、こうした方が良い
こうした方が、もっと良くなるよ
といったアドバイスを受けることで
軌道修正することが出来ます。
リアルに会える人で
実際に自分の近くにいて
具体的なフィードバックをくれる人
それがコーチにするべき人です。
コーチとメンターの違い。
それは
コーチ…具体的なアドバイスをくれる人
メンター…自分のビジョンを体現している存在
です。
この両方がいると
私たちの成長は加速します。
コーチとメンターを分けて考えると
あなたが誰から習うべきか
自分の指導者を探しやすいです。
先ほど挙げたイチロー選手を例に挙げると
メンターがイチロー選手
コーチは野球部の監督
といった具合です。
憧れのイチロー選手のように
なりたい、と思っても
直接本人から話を聞くのは
中々難しいです。
そのため実務的な指導は
身近にいる監督から受ける
という事です。
あぁいう風になりたい
といった憧れの人から指導を受けられる
というのは
「学び」という意味では
最強の方法なのです。
あなたにとってのメンターは
誰ですか?
コーチは誰ですか?
憧れの人を味方に付けて
しっかり結果を出しましょう。
今回は
メンターとコーチの違い
についてお伝えしました。
次回はメンターの見つけ方
についてです。
次回もお楽しみに…
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