その他

幸せとは

おはようございます。

資格取得講師の倉まり子です。

 

 

皆さんにとって

「幸せ」とはなんですか?

 

 

 

ご飯を食べている時?

眠りにつく直前?

やせたいならご飯を食べるべき? ダイエットの強い味方 ...

 

今日は

ちょっとこの「幸せ」について

書いていきたいと思います。

 

 

プロフィール欄にも書いてある通り

私の趣味は

「バイオリンを弾くこと」です。

 

 

 

3年ほど前から

毎週日曜日にバイオリン教室に通っています。

 

バイオリン教室 | レッスンしたい | 相模楽器|音楽教室/楽器 ...

課題曲を出されて

それを練習し合格すると

次の課題曲に行ける仕組みになっています。

 

 

先日

バッハ作曲の「G線上のアリア」を

合格することが出来ました。

 

 

 

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが

この曲は

とてもゆっくりした曲です。

 

 

 

ポジション移動が激しく

中々難易度の高い曲です。

 

 

簡単な弾き方と

鬼のポジション移動の難しい弾き方

どちらで弾くか尋ねられ

 

 

 

私はあえて

難しい方を選びました。

 

 

 

どのくらい難しいか

分かりやすく説明すると

いきなり跳び箱を20段跳ぶくらいの難しさです。

跳び箱 モンスターボックス 20段 2m76cm - YouTube

 

最初はもちろん

グダグダでした。

 

 

バイオリンは

弦を押さえる場所によって

当然音が全て違います。

 

 

少しでも押さえるところがズレると

音も全てズレていきます。

 

 

 

線など入っていないので

全て自分の感覚で

覚えなければならないのです。

 

 

頭ではどの音を奏でるか

分かっているのに

指がついていかない。

 

 

悔しくて

毎日1時間練習し続けました。

 

 

意外に思われるかもしれませんが

大抵の人はバイオリンは

左手(弦を押さえる方)を重要視しますが

右手(弓を持っている方)が重要になります。

 

 

 

もちろん左手も

正しいポジションが分かっていないと

そもそも曲にならないので

大切なのですが

 

 

音の強弱やリズム等は

全て右手が担います。

 

 

そのため

左手だけが完璧でも

曲は成り立たないのです。

 

 

弓のどの部分を使ったらよいのか

弓をどのくらい使うのか

動かす速さは、どのくらいか

全て身体に叩き込まなくてはなりません。

 

 

 

中々上達しない私に先生は

 

 

 

「無理しなくて良いんですよ。

簡単な弾き方に変えても良いんですよ」

 

 

 

そう何度も言われましたが

私は諦めませんでした。

 

 

 

確かに簡単な弾き方にしたら

あっという間に弾けて

合格出来て次の曲に進めるかもしれません。

 

 

 

でも私は

それは嫌でした。

 

 

 

なぜか。

自分の成長に繋がらないからです。

 

 

 

そんな思いで

毎日練習するうちに

段々弾けるようになってきました。

 

 

 

思うように動いてくれなかった指が

動くようになり

弓の使い方に苦戦したいたところが

スムーズに動かせるようになってきました。

 

 

 

努力が実を結んだ瞬間です。

 

 

 

そして先日

無事に合格することができました。

 

 

 

 

今では毎回

先生と2重奏をしています。

 

 

 

私は「幸せ」とは

夢が叶った時

目標を達成した時ではない。

 

 

 

誰もが無理だと言ったことを

成し遂げた時

 

 

 

だと思います。

 

 

 

この課題曲を通して

途中で簡単な方に変えなくて良かった。

最後まで諦めずに練習して良かった

と思いました。

 

 

 

レベルを下げることは簡単です。

ただ1度楽を覚えると

それ以上の成長はありません。

 

 

 

1つの事を成し遂げることは

大変な時間と努力が必要です。

高い壁にも出くわすこともあるでしょう。

 

 

 

そこを乗り越えて

初めて人は

「自信」がつくのだと実感しました。

 

 

 

今まで出来なかったことが

出来るようになった時の達成感は

何にも代えがたいものです。

 

 

 

それは

資格も同じです。

 

 

 

「そんなの無理だ」

「そんな資格取れるわけがない」

 

 

 

そう言われることもあるでしょう。

 

 

あるいは

そう思ってしまう自分もいるかもしれません。

 

 

しかし

その周りの声を

その自分の内なる声を振り払って

進んだ先にあるものは

 

 

 

確かな自信です。

 

 

そんな自信を持つ人が少しでも増えたら

私はそう願っています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP