おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
皆さんは
勉強に適した時間って
ご存じですか?
逆に言うと
勉強に適さない時間
ご存じですか?
今回は
この「時間」と「勉強」について
お伝えしていきます。
「クロノタイプ」
って
ご存じですか?
これは
生まれつき人が持っている
体内時計のことです。
これは
50%の確率で遺伝で決められている
と言われています。
朝型か夜型か
よく議論が行われますが
まずは
自分のクロノタイプを知ることが
大切です。
その上で
自分の適した時間帯に勉強することが
最も効果的です。
夜型は
17時以降に元気になるタイプ
朝方は
12時前から元気になるタイプ
とされています。
みなさんは
どちらのタイプでしょうか。
ここで
勉強に適さない時間を
紹介しましょう。
それは
21時~23時
この時間帯に
集中して勉強しようとしても
パフォーマンスは下がります。
理由は
脳が緩和モードに陥るからです。
緩和モードとは
何か。
その名の通り
勉強に集中できない状態の事
です。
脳には2つのモードが存在する
と言われています。
それが
「集中モード」と「緩和モード」。
私たちの脳は1日の中で
この2つのモードを繰り返しています。
緩和モードの時に
いくら集中しようとしても
脳はその状態ではない、ということになります。
そのため
この状態の時は
徹底的に休みましょう。
最後に少しおまけです。
皆さんは
朝、起きてすることの中に
「コーヒーを飲む」
という方も
いらっしゃるのでは
ないでしょうか。
恐らく多くの方が
目が覚めるから
と言った理由で飲まれていると思います。
しかし
これは、今回紹介した
クロノタイプ的には
適さない行動
と
されています。
理由を説明していきます。
実は私たちの身体は
無理やり身体や脳を
起こさなくても
自動的に起きる仕組みになっているのです。
どういう仕組みかというと
起きるとコルチゾールというホルモンが
分泌されます。
これは
脳を刺激するホルモンだと言われており
このホルモンで少しずつ身体が覚醒していきます。
自動的に
このホルモンが分泌されるにも関わらず
起きてすぐコーヒーなどの
カフェインを摂取すると
カフェインと
コルチゾールが喧嘩をしてしまい
必要以上に脳を興奮させ
緊張や焦りといった
覚醒以上の状態になってしまうのです。
それでも
朝コーヒーを飲みたい
という方は
起きてすぐではなく
最低でも起きて90分後に
飲むようにしましょう。
もし起きてすぐに
何か飲みたい
というのであれば
コップ1杯の水
です。
これは、皆さんも
よくご存じなのではないでしょうか。
起きた直後は
身体が脱水状態のため
水を飲むことによって
無理なく脳の機能を上げていけます。
今回は
「時間」と「勉強」の関係について
でした。
自分のクロノタイプを知り
休む時間
集中して勉強する時間
をしっかり把握し
限られた時間の中で
しっかり勉強を自分の物にしていただけたら
と思います。
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