こんばんは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は、今見終わった番組について
思ったことを書いていこうと思います。
久しぶりにNKHの番組
「プロフェッショナル」を見ました。
ふとテレビを付けたら
やっていたので途中からでしたが視聴。
今回は
俳優の小栗旬さんが
出演していました。
小栗さんにとっての
プロフェッショナルとは
「恩返し」だと言っていました。
ここまで連れてきてくれた人
今、大河ドラマで一緒に撮影に挑んでいる人達への
恩返しの先にあるものだ、と。
なぜ俳優をされているのか
と言う問いに対して
誰かの人生の一瞬でも良いから
あのドラマ見て元気出た
頑張ろうと思えた
と思ってもらえるきっかけになるため。
と答えていました。
私が1番感銘を受けたのは
小栗旬さんの「隠れた努力」です。
現在、放送中の大河ドラマ
「鎌倉殿の13人」で主演をされているのですが
大河ドラマで
座るシーンが何度も出てきます。
大抵の俳優たちは
手を付いて座り胡坐をかくのですが
小栗さんは一切手を使わずに立ち座りをします。
それを練習したのか?
と尋ねられ
練習した、と。
半年かけ
左利きを右利きに変え
腹筋を毎日100回こなす。
見えない努力の先にあるものが
今の演技なんだと思いました。
誰かの人生の1ページになるためには
自分の人生を数ページ削らなければいけない。
誰かの笑顔のため、誰かの生きがいのため
そのために今の仕事をしている、と。
そう話しながら撮影に挑む姿を見ると
背筋が伸びる思いでした。
世のため、人のため
そう思って仕事をしている人が
どれだけいるのでしょう。
上司が…
残業が…
口を開けば愚痴ばかり。
そんな人たちも少なからず存在します。
努力は
見せびらかすものではありません。
「SNSで簡単に
承認欲求が満たされる」
そんな記事を最近目にしました。
誰かに認められたい
誰かに凄いと言われたい
そう思っている人が多いのだと
感じるものでした。
真に認められる人は
自ら動かなくても周りが見ています。
自らさらけ出さなくても
引き抜いてもらえます。
これだけやったんだ
これだけ頑張ったんだ
それは
人に見せるものではなく
自分の中にしまっておくものです。
よくインスタでも
タイムラプス動画などを通して
何時間勉強した
カフェでこれだけ勉強した
などの動画や投稿が挙げられています。
凄く個人的には
不思議な気持ちになります。
人は結果だけを見るものです。
過程が大事だと言われることも多いですが
結局は結果が全てです。
努力は自分の為にするのです。
誰かに見せるためでも
努力の量を競うためでもありません。
見せる努力ではなく
見せない努力
それをやってこそ
プロフェッショナルだと
私は思います。
久しぶりに見た番組でしたが
自分の人生の在り方、生き方を
改めて問い直すことが出来ました。
あなたにとっての
プロフェッショナルとは
何ですか?
番組の歌の最後にもあるように
「あと1歩だけ前に進もう」
そう言い聞かせながら
努力を惜しまず
私は今度も走り続けます。
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