おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
皆さんは、音楽を聞きながら勉強したことありますか?
音楽を聞きながらの移動、音楽を聞きながらの家事
何でも良いです。
私は、学生時代
音楽やラジオを聞きながら勉強をしていました。
さぁ、今回は、この音楽と勉強の関係についてです。
音楽を聞く時
どんな種類の音楽を聞いていますか?
クラシック?
J-POP?
ジャズ?
音楽と一言で言っても色んな種類がありますよね。
ここで覚えておいて欲しいのは
BGMは脳の負担になる、ということ
ノリノリの音楽を聞いたら
体もノリノリになって、テンション上がって
よっしゃ、やってる!!!
という気持ちになるかと思いますが
実は、脳には負担がかかっているんです。
あくまで向上したのは「気持ち」であって
「作業効率」ではありません。
勘違いって怖いですね。
では、一体この時、私たちの脳では
何が起きているか。
私たちの脳は
目の前の作業(皆さんの場合は「勉強」ですね)と
関連のない音が耳に入ると
脳は、そちらの方に引き寄せられ
メロディやリズムのパターンを理解しようと頑張り始めます。
知っている歌、歌える歌が流れてきたら、大変です。
脳は、勉強どころではなくなります。
自然と口をついて歌ってしまいます。
勉強に集中したいのか、歌いたいのか分からなくなってきてしまいます。
脳も、勉強と音楽の2つの情報を処理しなければ!
となり、作業効率が下がります。
勉強中に音楽はダメなのは、分かった。
でも無音は嫌だ!
静かすぎると逆に集中できない!
と言う方もいらっしゃると思いますので
そんな方には、朗報です。
自然音だけは、脳の注意力を上げる、と言われています。
水の流れる音や、風で木々が揺れる音
海の音や、雨の音、などですね。
マイナスイオン、とはよく言ったもので
自然音は、リラックス効果もあるため
リラックスをしながら、勉強ができる、という利点があります。
そして、最後に1つ付け加え。
えー。
でもやっぱり、好きな音楽聞きたいよー。
ジャニーズ聞きたいよー。
ノリノリになりたいよー。
そういう方のために。
過去のブログでも紹介しましたが
ここでも少し「タイミング」の話をします。
今回で言うと音楽を聞く「タイミング」です。
このタイミングを間違わなければ
集中して勉強できる環境を整えることが出来ます。
それは、いつなのか。
勉強10分前まで。
これは、イギリスの大学で行われた実験で
「ミュージック・ウォームアップ・テクニック」
と呼ばれる手法です。
具体的な手順を説明すると
1 勉強10分前まで好きな音楽を聞く。
2 音楽を止めて、勉強を始める。
3 勉強の休憩中に、また好きな音楽を聞く
とい順番です。
この2と3を繰り返しながら勉強を進めることで
音楽のメリットを最大限に活かせる、というテクニックです。
どうしても好きな音楽を聞きたい!
と言う方は
是非参考にしてみては、いかがでしょうか。
今回は「勉強」と「音楽」の関係についてお伝えしました。
音楽でテンションは、上がっていても
実は、脳に大きな負担を与えていたという事実…
学生時代の私の脳に謝りたいです 笑
音楽を上手く活用して
集中して楽しみながら勉強していきましょう。
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