おはようございます。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は「生きる」を
テーマにしたいと思います。
以前インスタグラムにも
この「生きる」をテーマに書いていたのですが
途中までしか書いていなかったので
改めてここで書こうと思います。
「余命10年」の映画を見た感想として
インスタでは挙げていました。
私は3年前
マイコプラズマ肺炎で
1週間入院をしていました。
私が入院していた部屋は4人部屋で
皆、バラバラの病名で入院していました。
私の向かいにいた
おばあちゃんは
認知症も少し入っていたようで
毎朝、看護師さんと昨日は何日だったか
などの質問で
記憶力を維持できるように特訓をしていました。
「早くお家に帰りたいね」
とよく言っていたことを覚えています。
そんなある日
そのおばあちゃんが検査のため
ベッドごと、検査場へ移動していきました。
検査が終わり
お部屋に戻ってきて
看護師さんが
「検査終わりましたよ」
と声を掛けていましたが反応がありませんでした。
看護師さんも
おかしいと思ったのでしょう。
一気に空気が変わりました。
すぐにナースコールをし
通称「ハリーコール」と呼ばれるものが
病院内で流れました。
ハリーコールとは
患者さんが急変した際に
担当医を呼ぶ院内放送のことです。
そこからは
本当に医療ドラマのようでした。
「呼吸が止まって2分経過」
医師や看護師達が
大量にお部屋に雪崩れ込んで
緊張した声が響いていました。
カーテン越しでしたが
緊迫した空気が流れていて
とても怖かったのを覚えています。
その日の朝まで
元気だったおばあちゃん。
「今日は雨だねー」
と窓の外を見ながら呟いていました。
そんなおばあちゃんが
いきなり急変し
生死を彷徨っている光景は
言葉では言い表せない感情を抱きました。
「あなたが何気なく過ごした今日は
昨日亡くなった人が
生きたいと願った明日なんだ」
私たちは
いつも生と死の狭間を歩いています。
「死にたい」
と思う時も
あるでしょう。
私も幾度となくありました。
何もかも終わりにしたい
そう思う時もあるでしょう。
私たちは
生きているのではなく
生かされている。
人がこの世に生を受けるのは
奇跡だと
私は
自分の誕生時の話を聞いて
思いました。
生きるとは何か
生きる意味は分からなくても
私は生きたい理由があります。
自分の夢を叶えたい。
友達と色んな話をしたいし、聞きたい。
家族との時間を大切にしたい。
もっといろんな思い出を作りたい。
美味しいご飯を
これからも食べたい。
生きたい理由は何でも良いと思います。
皆さんは
1日1日悔いなく過ごしていますか。
私は
悔いなく過ごせています。
生きたくても生きられない命
生きたいと願う命
生きようともがく命
生きるのを諦めかけている命
コロナ禍で
自殺者も増えたとの報道もあります。
命と
どう向き合うか
今こそ
考える時なのかもしれません。
皆さんは
なぜ生きていますか?
何のために生きていますか?
答えの出ない問いは
きっと事あるごとに
頭の中を駆け巡るでしょう。
自分の目指したい場所
夢や目標
やりたい事
そう言ったものが
きっと生きる原動力になると
私は信じています。
精一杯生きた
と胸を張って言えるように
私は
これからも自分の命を
日々燃やしていこうと思います。
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