こんにちは。
資格取得講師の倉まり子です。
今回は
教育について
少し私の考えを書いていこうと思います。
あくまでも
私個人の考え方なので
その点をしっかり理解して頂きたいと思います。
叱る?叱らない?
最近…でもないですが
時々ニュースで取り上げられる
「体罰問題」。
体罰と言うだけあって
肉体的苦痛を伴う指導
ということで
処分をされる
先生がいます。
体罰は良くない
叱るのは良くない
それで言ってしまえば
「厳しさは悪」かのように
捉えられているかのように見受けられます。
厳しさが正とか誤とかではなく
その考えが1人歩きをし
「何をしても許される」
と思っている子どもが増えている
のではないかと
個人的に危惧しています。
もちろん
そう思っていない子どももいますし
心の片隅では
そう思ってる子どもも
いるかもしれません。
注意しない
叱らない
保育でも
そういった保育もあります。
園の方針や考え方は
もちろんそれぞれなので
それが間違いとも正解とも思いませんが
果たして
叱らないこと・注意しないこと
は教育にとって良い事なのか
が甚だ私は疑問です。
もちろん暴力や虐待行為は
許されることでは
ありませんが
ある程度の「厳しさ」は
必要だと個人的には思っています。
資格取得講師の実体験
これは私の実体験になりますが
数年前に家の近くの公園を
通った時のことです。
男の子が「止めて」と
泣きながら言う声が
聞こえていました。
ふと見ると
数人の男の子たちが
その泣いている子どものお尻を
棒か何かで
力強く叩いていました。
そんなに人通りの多い場所ではないのですが
誰が止めるわけでもなく
見て見ぬ振りをしていました。
私も1度
その場を通り過ぎたのですが
通り過ぎる際に
その泣いている子どもと
目が合いました。
その時に
あ、行かなきゃ、止めなきゃ
となり
反射的に
Uターンをしていました。
「何をしているの?」
「何で叩いているの?」
とその子ども達に聞いて
叱ったことがありました。
私がそこを通るまで
恐らくいろんな人たちが
その現場を見ていたと思います。
誰が止めるわけでもなく
もしかしたら
止めようとした人もいたのかもしれません。
恐らく
◎親に何言われるか分からないから止めよう
(その場に親はいませんでしたが)
◎面倒なことに巻き込まれたくない
◎無関心(別にどうでも良い)
のどれかで
誰もその場に行こうと
しなかったのではないかと思います。
私が保育士をしていた時に
こんなことがありました。
「先生叱って下さい」
「そんな事していると
倉先生に怒られるよ。」
そう保護者から
言われたことがありました。
私って何なんだろう
と正直思いました。
叱ることは
誰の仕事なのか。
正直違和感でしかなかったです。
子どもは自由に伸び伸びと
私の知人の教師がよく
「指導の仕方が分からなくなる」
と言っています。
キツく言ってはいけない
注意する時は言葉に気を付けなければいけない
少しの暴力も許されない
何かを言ったら言ったで
問題になることがある
もちろん言い方や
対応の仕方の問題もあるかもしれませんが
これでは
教師の数が減るのも分かります。
今まで何度も口頭注意をしたにも関わらず
もう何度も規則を破った生徒に対して
手を挙げてしまった
その「手を挙げた」ことだけを
ピックアップされていることが
多い気がします。
規則を破った子は
どうなのだろうか。
何度も注意を受けているにも関わらず
話を聞こうとしないのは
どうなんだろうか。
背景を知ることなく
「体罰」と言う言葉だけが
1人歩きをしていることに
私個人的には違和感があります。
「子どもは自由に伸び伸びと」
と言いますが
自由とは何なのか
伸び伸びととは何なのか
子どもも大人も
教育に関わる人も
考える必要があると感じています。
まとめ
叱る・叱らない
色々な考え方が
もちろんある中で
目の前の子どもと
どう向き合うのか
その子どもにとって
今必要なことは何か
それを常に頭においておける人でありたい
と私は思っています。
「子どもを叱れるって凄いですね」
ある人に言われた言葉です。
叱れることが凄いのではなく
叱れなくなっている現状がマズいのでは
ないでしょうか。
何がそうさせているのか
なぜそうなっているのか
どうしたら良いのか
これからの日本を担っていく子どもたちに対して
私たち大人は
どう向き合うのか
それを考える必要が
あるのではないか
と感じているのは私だけでしょうか。
今回の内容は
YouTube動画でも
ご覧いただけます。
是非
合わせてチェックしてみてください。
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